ギンガクノフユに向けたかわら版を発行中

ギンガクノフユに向けて、町内の方々に今回の合宿を紹介する「ギンガクかわら版」を発行・掲示させてもらっています。


1/27にVol.1を発行して、本日2/3にVol.2を発行。
文章は「町の人にわかる言葉で書かれているか」「暑苦しくなったり、押し付けがましくなっていないか」と3〜4人がかりで推敲。
あーでもないこーでもないと制作しています。

次号は来週2/10に発行。劇づくりとシルクの2つのWSについてお知らせする予定です。

チラ見せ。

染谷です。どもども。



風呂美チームは製版に向けて黙々と作業中。

じょりおが下描きをしていました。












原寸大の下絵を敷いて版に下描きを施していきます。



今回の風呂美は、題材となる西和賀町の民話を参加者ごとに読み解いてもらい、手ぬぐいにするというもの。

西和賀町にある「七ツ釜」という名所に伝わる民話を元に制作しました。
(「七ツ釜」に関する詳しい説明は各デザインと一緒にまた今度詳しくご説明しますね)


じょりおのテーマは「雨乞い」。

今回はデザインをチラ見せ。ちょっとだけよ。


























筆が入ってきたので楽しそう。












細かい作業が続きます。




















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アベちゃんはなにやら別件でも大忙し。




2月1、2日と練馬区立旭丘小学校で行われるアートスタジオ旭丘江古田なないろアートクラブとして出店するため、
準備に追われているのです。
旭丘小学校の中で4つもワークショップが同時開催されるそうですよ!
なんだか楽しそうなイベント。
私も遊びにいきたいと思います。



















どんどんムサムサしてくるアベちゃん。
つるつるのアベちゃんに再び会うことはできるのだろうか・・・!

アベちゃん、頑張ってね!


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次回は題材になった「七ツ釜」の民話をご紹介したいと思います。

お楽しみにね。

ハンサムカメラマン登場?!

染谷です。どもども


昨日の風呂美チームは、前回作った木枠にテトロンというシルクを張っていく作業を行いました。

の、前に少しミーティング。
みんな忙しいので全員集合するのが結構珍しいのです。
とはいえ今回は参加者が全員関東、同大学からの参加なので、
これまでより会って直接会話できることはいいことなのですけれどね。




今回は手ぬぐいの制作はもちろん、販売も参加者(クリエイター)が主導で行います。
どんな包装をする? イメージ戦略は?




今回は限定200枚の販売だし、題材も町の民話をもとにしています。
もちろん手刷りしていることも大きなポイント。
町の人に買ってもらうには、どんな売り出し方が必要だろう。












なにやらいいアイディアが出たようす。満面の笑みの田中。








さて、作業に移りますよ。










現場監督のアベちゃんが張っていきます。
とてもきれいに張れました。














最後は「師匠」とまで呼ばれるアベちゃん。
「くるしゅうない。よきにはからえ!」

・・・それって師匠?笑



弟子の田中。




さて、お気づきかと思いますが、今回のブログの写真、すごく素敵でしょ。
ただのミーティングがアーティスト写真みたいになっている!


参加者④のたろちゃんが撮ってくれた写真です。
今回は撮影班として参加してくれます。




前回紹介できなかったので、たろちゃんの写真盛りだくさんでお送りしました。
今回の風呂美はこの5人と活動します!


手ぬぐいのデザインについてはまた次回に持ち越し。
それではまた〜。

手ぬぐい制作が始まっています

お久しぶりです。染谷です。
こちら東京は暖かい日差しはあるものの、
冷たい風に冬が本気出してきてるなあと首を引っ込める日々です。
皆さんの町はいかがでしょうか?


私は学生の身なので現在学期末試験真っ只中。
就活も始まったおかげでリクルート姿の同期も多くなり、
4年生の皆さんは卒制に大忙しと周囲も慌ただしい毎日です。
就活とか、卒制とか、ほんとうに怖い!
隔月で西和賀町の学童で工作WS「放課後のちいさな芸術家」の責任者の村上君や、
去年の夏の風呂美のプロジェクトメンバーだった高野さんは
就活も卒制も行いながらギンガクにみっちり関わってくれていたことを思うと・・・!
胃が・・・。



さて、そんななか風呂美チームは手ぬぐいの制作を進めています。
昨日はシルスクリーンの木枠作りを行いました。




手ぬぐいサイズの木枠。歪みが怖いので補強をしっかりやりますよ。



今回の参加者①アベちゃん。
去年の夏の風呂美に続いての参加です。
なんかアベちゃん、モサくない?と思ったら試験期間中なので髪とヒゲが。。。



(いつもはつるつるです。参考写真:夏の風呂美の写真から)






「お疲れ様です!」と課題を提出してやってきた
参加者②の田中とバナナ。(アベちゃんのつなぎからのぞく湿布に涙)





一眼を持ってきてくれた参加者③の樹里さん。
じょりおと呼ばれております。じょりおも授業後に駆けつけてくれました。





では、作業スタート!




















最後には、各々のデザインのエスキース(下描き)をあててみたり。
作業はアトリエ施錠まで行われました。。。みんな、お疲れ様。
徹夜明けと試験明けが重なって、みんな若干老け込んでいますが着実に準備は進んでいます。


















帰りに田中のアトリエに寄ったら、彼女の作品がごろごろと。
お美しや。


次の更新では参加者のこれまでの作品や手ぬぐいデザインも公開しますのでお楽しみに!








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皆さん「ギンガクノフユ」のフライヤーはご覧になりましたか?








お手元にある方は、裏面左下にご注目。

そう、参加客特別宿泊パックです!

昨年に引き続き、ご観覧に来られるお客様(ギンガクでは『参加客』と呼ばれています)向けに
特別宿泊セットをご用意しました!

西和賀町内温泉旅館 一泊朝食付き で、 なんと!

おひとり様 5,550円(一般)/ 4,000円(学生)+ 2,000円
(適用期間は2月22日〜23日の1泊2日のみとなります)


本パックには観覧料として風呂美オリジナル手ぬぐい代・上演会入場料・演劇祭打ち上げ参加費が
含まれており、合宿参加者たちとの交流を存分にお楽しみいただくことができます。


これまでこのパックを利用して西和賀町へ来た参加客の方からは


「作品に興味があってきました!」
「ギンガクが地域振興のかたちとしてちょっと気になって・・・。」
「同じ県内でこんなことやってるの知らなかったから、とりあえず来てみました!」
「企画に参加できなかったけど、やっぱり気になって見に来ちゃいました!」


などなど、いろんなお話を聞きます。
参加客として参加したことがきっかけでギンガクの企画に参加してくれたり、
そこで出会って一緒に制作を行うようになった参加者がいたりと、
参加客も巻き込んで大きなつながりを広げています。


ツイッターでふぁぼってたけど、結局参加しなかったなあ」
「うーんやっぱりちょっと様子が気になる!」
「どんな学生が全国から集まって来てるのかな。。」


少しでも興味のある方は是非ご検討ください!


だって、学生のみなさん。
学生演劇祭を観劇して、打ち上げにも参加して、風呂美でひとっ風呂。
それで一泊朝食付きで6,000円ですよ?
手前味噌ですが、格安です!
まだまだご予約受付中ですのでお気軽にご連絡ください!



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「ギンガクの夏」のドキュメンタリー映像も完成したようです。
公開もきっともうすぐ。
しばし待たれたし!


では、このへんで。

銀河ホール学生演劇祭2014の演目が決まりました(チラシつくりました)

銀河ホール学生演劇祭2014の演目が決まりました!

まあ「決まりました!」もなにも、ずいぶん前から決まっていたことは決まっていたんですが、
タイトルとかコンセプトとか演出方針とか、そのへんがかなり固まってきましたということで。
ちなみにこのチラシは町内全戸と岩手大学の劇団かっぱの風スタ公演で配布されます。

自画自賛と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、銀河ホール学生演劇祭のプログラムはかなりユニークだと思っています。

今回はブレヒト教育劇リミックス、現代演劇化した近松浄瑠璃コンテンポラリーダンスのオムニバス。
前回は舞台上舞台でのテキスト重視演劇・出演者20人弱のフィジカル重視演劇・市街劇的手法も取り入れたドキュメンタリー演劇。
初回はオーソドックスな会話劇・映像やライブペイントを使ったマルチパフォーマンス・地元の子どもたちも出演したインプロショー。

もう、やりたい放題っていうか何ていうか。
まあ基本的なコンセプトが「創造環境や機会の提供」なので全然これでいいわけですが、
とはいえ心配なのは上演の完成度。去年の反省であり今回の課題です。
いくらコンペティション形式ではないとはいえ、やはり観客の満足度が上がって動員が増えてくれればそれに越したことはありません。
参加者のみなさんには是非そういうプロデュース目線な部分もふくめて参加してもらえればと思っています。
というか、それも込みでの「創造環境や機会の提供」でありたいな、と。



次の投稿になるかは分かりませんが、担当者の方、そろそろ風呂美の進捗報告もお願いしますね。
手ぬぐいのデザイン案もぼちぼち煮詰まってきているようです。
チラ見させてもらっている限りではかなりいい感じな印象。こちらも楽しみです。

実行委員会でした



ギンガクノフユに向けた実行委員会のため、京都から西和賀町に行ってきました。
夜行バスで東京まで出て、東京から新幹線に乗り換え、北上で北上線に乗り換えて到着。
くりこま高原くらいまで雪はなく、一関手前あたりで風景が白くなり始め、北上では真っ白に。
ちなみに前日の北上線は雪崩で運行中止になっていたとか。
(写真は現在の西和賀町・銀河ホールの遠景と近景です)

演劇祭は3回目ということもあって話し合いも和気あいあいと進行。
企画の細かい内容や趣旨目的をあらためて確認したり変更点を説明したり。
また、来年度の動き方についても少し議論したり。

相変わらず企画委員も他の実行委員の方々もモチベーションが高いというか、みんなでギンガクという事業を楽しんでいるというか。
今回は町に初めて来る参加者も多いし滞在期間も長いので、いつも以上に楽しみにしてもらっているようです。


実行委員会のあとは風呂美のWSに参加してもらう予定の西和賀高校美術部にお邪魔してご挨拶。
ギンガクという事業を紹介し、ぜひ美大生たちとの出会いをお楽しみにとアピール。
西和賀高校の高校生たちは思っていた以上に真面目で、廊下ですれ違う生徒のほとんどがちゃんと挨拶をしてくれるのでびっくりしました。
そして自分の高校時代を思い出してひそかに反省したり。


夜は風呂美の展示入浴会会場「丑の湯」さんの前の居酒屋「銀河」で食事をしたあと、すっかり夏季合宿おなじみの店となった「スナックおよね」へ。
一通りご当地ネタで盛り上がったあと、企画委員の歌姫いくみさんの美声を堪能。
ほんと、近い将来舞台上でも歌ってもらいたいものです。誰かそういう場面のある芝居やってください。
およね二次会のあとはギンガクの窓口・伊藤甲斐さんと〆の一杯。
2人で話したのは数えきれないけど、こんな遅い時間にこんなふうにくっちゃべるのは何気に初めてだったかも。
楽しかったなあ。


宿泊は湯本温泉の「一城」さん。お世話になるのは今回が2回目。
お風呂がひろくて綺麗で、ご飯もおいしくて快適な旅館です。結構気に入っています。
下の写真は朝ご飯。豪華!




……って、途中からなんか遊びに行ったみたいになってますが!

西和賀は本当にいいところなんですよ。
もちろん行くのは大変だし、町内移動も大変だし、今は氷点下も日常だし、何より雪がすごいんですけど。
でも食べ物がおいしいし、温泉もあるし、何より人がいいんです。
それはお客さんに対して親切で温かいということだけじゃなく、傍から見ていて、町内に住んでいる人たち同士の関係がいいんです。
そりゃいろいろ良し悪しはあるだろうけどみんなが本当に知合いで、ただ「同じ場所に住んでいる」ということにとどまらない意味で、関係で成立している地域コミュニティがちゃんとあるというか。
ひとがひとのなかで暮らし育ち生きているというか。


みなさんもこのフユはぜひ西和賀町のギンガクへ。
銀河ホールでお会いできることを楽しみにしています!

「ギンガクノフユ」フライヤー完成




2014年度ギンガク冬季合宿「ギンガクノフユ」のフライヤーが完成しました。

モニタリング開催から数えて3回目となる冬の合宿。
もう3回目というより、まだ3回目なんだなあと。

今年度は町内との接点を増やしていくことを目標に、毎月誰かが西和賀に行って子どもたちとWSをしたり、夏には錦秋湖の管理局の方々にも協力してもらったり、合宿参加者に2ヶ月滞在してもらって台本をつくってもらったりと、いろいろな試みに取り組みました。
「ギンガクノフユ」はそんな今年度の活動の集大成となりそうです。

……と言いたいところですが、話はそんなに簡単でも美しくもなさそうです。
町内の方々に知ってもらうにも、全国のみなさんに知ってもらうにも、時間が必要だということを強く実感しました。
一年やそこらで何かをなすことはできないのであって、コツコツ続けていかなくてはいけません。
今回の「ギンガクノフユ」もその途上、積み重ねていくべき実績のひとえに過ぎないというべきでしょう。



とはいえ、当然ながら漠然と回数を重ねるだけで済ませるつもりはありません。
相変わらず結構いろいろやります。やりたい放題がんばっちゃいます。

銀河ホール学生演劇祭2014は上演数こそ去年と同じ3演目ですが、うち1演目にダンスが登場!
私たちの身体を覆っている私たちの輪郭そのものである「皮フ」をテーマに小作品集を制作します。
そして演劇2演目は20世紀最も影響力の大きかった演劇人のひとり・ブレヒトの教育劇『折り合うことについてのバーデン教育劇(remix)』と、日本が世界に誇る戯作者・近松門左衛門の『曾根崎心中』の制作に取り組みます。
本番は2月22日(土)13:00開演予定です!

湯田温泉峡風呂美術大学2014冬ではオリジナルデザインの手ぬぐいの制作・販売を行ないます!
日大芸術学部に在籍する美大生が町の民話を題材にデザインをつくり、シルクスクリーンで手ぬぐいにひとつひとつ印刷。
その手ぬぐいを町内各所を回りながら自分たちの手で販売します。
演劇祭翌日の23日午前には町内の公衆浴場「丑の湯」にて温泉も作品展示も楽しめる展示入浴会を開催します!
展示入浴会では通年で取り組んできた学童WS「放課後のちいさな芸術家」の成果発表展示も同時に実施予定です。

そして滞在期間中には町内在住者向けのワークショップも実施予定!
シアターゲームを通じて誰でも楽しく表現体験ができる「劇づくり体験ワークショップ」を2月16日・19日に、今回の風呂美で使われているシルクスクリーンという版画技法を体験できる「シルクスクリーン体験ワークショップ」を2月21日に実施します。
ついつい銀河ホールにこもりがちな冬季合宿ですが、作品上演/鑑賞以外にも町内の方々との接点をつくろうということで企画しました。
はたして参加者はどのくらい集まるのでしょうか……結構ドキドキですが、どうぞご注目ください。

なお、町外や遠方から来られるお客様のため今回も「参加客特別宿泊パック」を用意しています。
参加者と同じ学生・若者の方々はもろもろ込みの観覧料と合わせて一泊朝食付き6,000円、一般の方々は同7,550円となります。
みなさんぜひ冬の西和賀町にお越しください。そして西和賀ならでは、ギンガクならではの出会いをご堪能ください。



……また長くなってしまった。

今後はなるべく短くこまかく頻繁に経過報告をアップしていけるようにがんばります。
(他の地域にいる制作委員たちもよろしくねー)

ぜひぜひ今後もご注目ください!